ニューロダイバーシティを包摂する社会の実現
自閉スペクトラム症(ASD)の当事者研究から得られた身体的・認知的多様性に関する仮説のいくつかを、実験心理学的な手法で検証するとともに、多ニューロダイバーズの人々を包摂する社会環境の条件を探求しています。
また、当事者が報告する視聴覚経験を体験できる「ASD 知覚体験シミュレータ―」を開発し、そのスティグマ低減効果を検証しています。
さらに、当事者研究と予測符号化理論の架橋による、新しいASD 理論の構築と、ロボットを活用した認知心理学的実験によるその検証を行っています。
最近は、認知フィーリング(気分)が、当事者研究や社会環境の変化によってどのように変化するのかに関心を持っています。